さて、転院してから、本格的なリハビリ生活が始まりましたが、この時、毎日はおよそこんな感じでした。
朝は5時半くらいに目が覚めます。消灯が午後9時なので、私にはこれでも寝過ぎなくらいです。起床した後、ベッドの上で着替えたり、体を動かしたりして多少の「朝の自主リハビリ」をします。これはOTさん、PTさん、STさんと相談した内容で行います。
8時に朝食。
看護師さんが部屋に配膳してくれます。
この時期の私の食事は、軟飯とおかず、デザートと牛乳など。カロリー過多にならないよう、少な目です。どうしても体を動かして消費するカロリー量が健常な時と比べて低いので、仕方ありません。
但し、ご飯以外のものは普通の食事です。魚、肉、スープや煮物など、普通のおかずが一膳のお盆に並んで配膳されます。
食事は、食堂で合同で摂っている患者さんも多いのですが、自分の年齢を考慮して(他の患者さんはご年配の方が多いので)頂いていたのではないかと思います。
私は結局退院まで自分の部屋で摂っていました。
食事が終わると、歯磨き、洗顔をします。この時間はみなさんがそうするので、看護師さんは忙しいです、ひっきりなしに車椅子がフロアを行き来します。
9時半になると、土日を除いて、食堂で「起立訓練」を行います。寝たきりの患者さんや体調の悪い患者さん以外は、これに参加します。
私も、入院翌日から参加しました。
時間前にリハビリ担当の方が病室に来て、車椅子を押して食堂に移動し、そこで毎朝50回の起立して座る訓練をします。
これは、転ばないための重要な動作が、きちんと起立して座ることであること、それを毎朝50回行うことで、筋力向上とスタミナお向上につなげるためです。
そうして時間になると、その日担当の看護師さんやリハビリスタッフから朝の挨拶があり、童謡や昔の歌謡曲など、誰でも知っているような歌をみんなで歌います。
口を動かす、というのも、社会復帰には必要な訓練ですので。
そうしてその後起立訓練をします。
最初はリハビリスタッフが患者さんの体の状態に合わせて介助したり、その必要のない人は注意点を指示して訓練します。
私の場合は、ゆったりしたペースで体重移動して起立することから始めました。
単に立って座るだけなのですが、健常な時には意識することもなかったこの行動が、この時の自分には一苦労でした。
立つときは、まずお辞儀をするようにして体重を自分の前後の中心に持っていき、足の力で上に体を持ち上げて立ち上がる。座るときはその逆です。
しかし、まっすぐ立ち上がろうとしても、左右で筋力に差があったりするとできません。私は右半身に失調がありましたので、どうしても右に傾いてしまったりしました。
そうして訓練が終わると、リハビリスタッフからその日のリハビリ予定を連絡されます。
入浴スケジュールや医師との診察日程等も考慮されて調整されます。
それが決まると、リハビリをして、12時に昼食、午後6時に夕食、午後9時に消灯です。
特に何もない時間は何をしていてもいいですし、午後になると面会者も訪れてきます。
日中はリハビリ等で患者もバタバタしていますので、私の場合は午後6時に夕食を取った後に面会することが多かったです。
■参考HP
・「リハ病棟をお探しの患者さまやご家族の皆さまへ」
・「入院のしおり(PDF) – 登美ヶ丘リハビリテーション病院」
[2015.01.31]