さて、今度は、病後に行っている運動についてです。
入院してリハビリをしていた時、リハビリスタッフにいろいろ教わりました。
私の脳梗塞は、私の小脳で起こりました。
小脳は、バランス感覚や、筋肉への指示を司っているそうです。
だから、発症後の私は、文字を書くことも、うまくしゃべることも、立つことも、歩くこともできませんでした。
ですので、当初PTさんと、体の動かし方や、筋力トレーニングをしながら、少しずつ筋力を上げ、筋肉に動き方をもう一度学習させるようにして、徐々に機能を取り戻していきました。
その中で、特に言われたのが「すべての中心は体幹である」ということです。
インナーマッスルともいわれる、腰と腹筋の中心を鍛えることで、歩くことも、体を支えることも、階段の上り下りもできるようになる、と教えてもらいました。
もちろん、OTさんからは、指や腕の筋肉や可動域を広くすること、キーボードを打ったりするのも、繰り返しその動作をすることで、筋肉に動きを覚えさせていくことが重要であることも教えてもらいました。
ですので、入院中は、病室のベッドの上で腹筋運動をしたり、握力を鍛えたりしました。
そして、退院してからは、近所のプールに通ってウォーキングをしたり、朝晩に1時間ほど散歩をしたりして、筋力強化に努めました。
そして、職場に復帰することが出来た頃、運動は、職場に勤務しながらできるものになっていきました。
家で、あの有名な「ワンダーコア」を使った腹筋運動をし、休日には散歩をなるべくして、ゆっくりとではありますが、走ることもできるようになりました。
病気になる前、10キロの市民マラソンレースに良く出ていた自分にとっては、スピードは及ばないとはいえ、またランニングシューズを履いて走れるようになったことは、これ以上ない喜びでした。
こうした運動を経て、今自分がやっているのは以下のような運動です。
・腹筋トレーニング
・ウォーキング
・スクワットなど、足の筋力トレーニング
一方で、悩みもあります。
入院していた頃は、リハビリスタッフや看護師さんにいろいろ質問することが出来ました。
「もっと効果的な運動法はないか」
「今の自分の状態は、トレーニングの効果が出ている状態なのか」
「小脳での脳こうそくを患った今、この状態は『順調に回復している』のか、それとも、トレーニング方法が合っていないのか」
つまり、自分がやっているトレーニングの評価が分からない、ということです。
それでも、地道に体を鍛えて動かしていくつもりですが、今後は、リハビリについてのアドバイスも受けたいなあと思っています。
どんな相手にどのようにアドバイスを求めたらいいのか、それは現在の課題です。
[2015.7.5]